2010年12月19日

日本では、米のようにDSP、SSP、アドエクスチェンジ、データエクスチェンジなどは普及するか?

日米のアドネットワーク進化過程の差がまとめられているエントリー。

日米アドネットワークにおける進化過程の差 :コラム:アドテクノロジー最前線:VentureNow(ベンチャーナウ)

結論から言うと、アメリカはアドネットワークが進化する環境が整っているのに対して、
日本はそうではないということ。
アドネットワーク、DSP、SSP、アドエクスチェンジ、データエクスチェンジ、などと
旬なワードが飛び交っているが、本当にその流れがアメリカの流れのまま来るのかは
少し考えておかないといけないことだろう。

■日米の違い簡易まとめ
■アメリカ
1.規模
 ・人口多い、ネット利用者多い
 ・トラフィック多い
 ・WEBサイト多い
2.取引形態
 ・メディアと広告主が直接取引が50%
3.広告主の傾向
 ・ROI重視
 ・アドネットワークも複数を共存させる

■日本
1.規模
 ・人口は多くはない。ネット利用者はそこそこ
 ・トラフィックはまだまだ
  −Yahoo!の寡占状態。
  −偏っている
 ・WEBサイトもまだまだ
2.取引形態
 ・代理店依存型
3.広告主の傾向
 ・シンプルオペレーション
 ・アドネットワークもその結果1社利用


ということ。
確かに、アメリカは普及する必然性がある。
日本はどうだろうか。

私は、広告主はアメリカと同様ROI重視になってきているので、
基本的には同じ傾向だと思う。

ほとんどの会社が業績が厳しい中で、利益確保のためにコスト削減を
推進している。
その中で、広告費は一番削りやすい予算であったりする。
そうすると、必然的にROIがいいもの絞ったりする「力学」は必ず
発生する。
そうすると、結果的にROIの観点で、アドネットワークの選択が見えてくる。

ただ、ここで重要なのは、「オペレーションの手間」だと思う。
日本の場合(アメリカの場合を知らないが)、広告だけを担当している人がいるわけではなく、
他の業務も兼務しながら広告も実施ているケースが多いのではないかと思う。

その場合、ROIへの意識は高くても、どうしても工数の観点で「代理店オペレーション」
を選ばざるを得ない場合はあると思う。

その観点でのもう一つのファクターとして、「起案書づくり」もある。
他の業務との兼務の中で、投資決裁のための起案書づくりはやはり時間的に苦労する。

そういう意味でその作業を代行してくれる「代理店」は役に立つ。

したがって、私も総論としては、アドネットワーク、アドエクスチェンジなどが
3年後あたりには主流となってるだろうとは思うのだが、短いスパンの中では
アメリカと同じようには普及していかないだろうと見ている。

posted by weber at 22:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 302_インターネット広告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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